ジョコビッチ、新型コロナ後のテニスは「地域大会が増える」と予想
発信地:パリ/フランス
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【4月22日 AFP】男子テニス、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が、新型コロナウイルスによる移動制限の緩和には難しさが伴うことから、シーズンは地域レベルの大会を中心に再開するのではないかと話した。
男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)は、3月からシーズンを中断し、全仏オープン(French Open 2020)が延期、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2020)が中止になっており、再開時期は最短でも7月中旬となっている。
その中でジョコビッチは21日、ファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)とのインスタグラム(Instagram)を使ったビデオチャットで、「地域ごとの賞金大会が多くなると思う。直近はそういうことになる気がする」と話した。
「隔離措置がどうなるか分からないからね。スペインでも、イタリアでも、(封鎖解除の)やり方は国によって異なってくるだろう」「テニスは毎週別々の国で開催されるし、そういう形のツアーを始めるのは難しい」
「だから、まずは地域ごとに賞金大会をやる。だけど(世界ランキングの)ポイントは付かないと思う。計算がすごく複雑になるから」 (c)AFP