全米オープンの命運は6月に決定、無観客の可能性は「非常に低い」
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【4月17日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)の主催者は16日、予定通りに大会開催することを計画しており、観客無しの可能性は「非常に低い」との見解を示した。
全米テニス協会(USTA)のマイク・ドーズ(Mike Dowse)最高責任者は、「あらゆることを検討」しつつ、大会の命運についての最終決定は6月になるとしながらも、ファンに観戦してもらうことが目標であることに変わりはないと述べた。
「観客なしでのプレーを考えていないことはない。しかし、今のところその可能性は非常に低い」「それはテニスの祭典の精神に反するものだ」
全米オープンが行われる米ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)の屋内コートは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響を受けた人々の治療のため、仮設の医療施設として使用されている。
一方で、同センター内にあるルイ・アームストロング・スタジアム(Louis Armstrong Stadium)は、患者やボランティア、地域の小学生のために食事を収集する場となっている。
ニューヨークは米国内でも最も被害が大きい地域で、国内で約3万1000人が死亡する中、同地での死者は約1万800人となっている。
ドーズ氏は、協会が複数の医師と連絡を取り合っていると明かし、次の一手を打つ際にはアドバイスを求めるつもりだと語った。
「全米オープンが四つ目の四大大会(グランドスラム)として開催されることは幸運であり、時間には余裕がある」「私たちが強く望むのはもちろん大会を開催することだ」
「そうは言いつつも、その思いが原動力になるわけではない。選手やファン、スタッフの健康と幸福が原動力となるだろう」
「6月に判断するつもりだ。顧問の医師団を通じて取り組んでいく」 (c)AFP