【4月14日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)は13日、チームのセンターとしてプレーするカール・アンソニー・タウンズ(Karl-Anthony Towns)の母親ジャクリーン(Jacqueline Towns)さんが、新型コロナウイルスの合併症で同日に死去したと明らかにした。

 ティンバーウルブズはコメント文で、「家族や友人にこよなく愛されていたジャッキーが、新型コロナウイルスとの1か月以上に及ぶ闘いの末、4月13日に亡くなった」と公表すると、「ジャッキーは妻、母親、娘、祖母、きょうだい、おば、そして友人として、多くの人にとってさまざまな存在だった。タウンズ家のおさとして大いなる力の源であった彼女は、情熱的で思いやりがあり非常に愛すべき人格者で、出会う人すべての心に触れた」と哀悼した。

 現在24歳のタウンズは先月25日、自身のインスタグラム(Instagram)に動画を投稿し、母親が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と疑われる症状と闘っており、昏睡(こんすい)状態で人工呼吸器につながれていると公表。フォロワーに対して、この問題を深刻に受け止め、ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)のガイドラインに従うように訴えていた。(c)AFP