【4月14日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間14日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は11万7752人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計188万9413人の感染が確認され、少なくとも40万2000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 死者数と感染者数が最も多い国は米国で、2万2935人が死亡、56万8176人の感染が確認された。

 次いで死者数が多いのはイタリアの2万465人で、同国の感染者数は15万9516人。

 スペインの死者数は1万7489人、感染者数は16万9496人。フランスの死者数は1万4967人、感染者数は13万6779人。英国の死者数は1万1329人、感染者数は8万8621人。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土では3341人の死亡と8万2160人の感染が発表され、うち7万7663人が回復したとされている。同国では日本時間13日午前4時以降、2人の死亡と108人の感染が発表された。

 地域別の死者数は、欧州が8万370人(感染96万2979人)、米国・カナダが2万3732人(感染59万3722人)、アジアが5021人(感染14万1367人)、中東が4913人(感染10万2900人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が2810人(感染6万5580人)、アフリカが833人(感染1万4994人)、オセアニアが73人(感染7871人)となっている。(c)AFP