【4月13日 AFP】(図解追加)AFPが各国当局の発表に基づき日本時間13日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は11万2516人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計182万4956人の感染が確認され、少なくとも37万5500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 死者数と感染者数が最も多い国は米国で、2万1489人が死亡、54万6874人の感染が確認された。

 次いで死者数が多いのはイタリアの1万9899人で、同国の感染者数は15万6363人。

 スペインの死者数は1万6972人、感染者数は16万6019人。フランスの死者数は1万4393人、感染者数は13万2591人。英国の死者数は1万612人、感染者数は8万4270人。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土では3339人の死亡と8万2052人の感染が発表され、うち7万7575人が回復したとされている。同国では日本時間12日午前4時以降、99人の感染が発表された。死亡は確認されていない。

 日本時間12日午前4時以降に初の死者が出た国はブルンジ。

 地域別の死者数は、欧州が7万7129人(感染93万2205人)、米国・カナダが2万2237人(感染57万1167人)、アジアが4896人(感染13万7800人)、中東が4783人(感染10万30人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が2615人(感染6万1979人)、アフリカが786人(感染1万4250人)、オセアニアが70人(感染7525人)となっている。(c)AFP