ケネディ米元司法長官の孫、遺体発見 カヌーで行方不明
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【4月7日 AFP】米国のジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元大統領の弟、ロバート・F・ケネディ(Robert F. Kennedy)元司法長官の孫娘で、息子とカヌーで海に出た際に行方不明になったメーブ・ケネディ・マキーン(Maeve Kennedy McKean)さん(40)の遺体が6日、収容された。現地メディアが報じた。
メーブさんと息子のギデオン(Gideon McKean)君(8)は今月2日、メリーランド州の広大なチェサピーク湾(Chesapeake Bay)でカヌーをこいでいたところ、行方不明になった。ギデオン君は依然見つかっていない。
ワシントン・ポスト(Washington Post)は地元警察の話として、ギデオン君の捜索活動は7日に再開予定だと報じた。家族は4日、2人は亡くなったとみられていると話していた。
政治家一家のケネディ家は、1963年にテキサス州ダラス(Dallas)でケネディ元大統領が暗殺されて以来、相次いで悲劇に見舞われている。
ワシントン・ポストによると、メーブさんの遺体は、母キャスリーン・ケネディ・タウンセンド(Kathleen Kennedy Townsend)さんの海辺の家から3キロ以上離れた場所で発見された。メーブさん一家は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出制限の間、このキャスリーンさん宅で生活していた。
同紙が伝えた親族と警察の話では、メーブさんとギデオン君は海に落ちたボールを拾いにカヌーで出掛けたという。2人は強い潮流と風に流されたとみられている。(c)AFP