【4月6日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間6日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は6万8125人となっている。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに191の国・地域で計124万4740人余りの感染が確認され、少なくとも23万8800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では現在、入院が必要な人に対してのみ検査を実施している。

 5日午前4時の集計以降、新たに4690人の死亡と7万5522人の感染が発表された。死者の増加幅が大きかった国は、上位から米国(1082人)、スペイン(674人)、英国(621人)。

 2月に国内初の死者が出たイタリアではこれまでに1万5877人が死亡、12万8948人の感染が確認され、2万1815人が回復した。

 スペインの死者数は1万2418人、感染者数は13万0759人。死者数が次に多いのは米国の9180人で、同国の感染者数は世界最多の32万4052人。

 フランスの死者数は8078人、感染者数は9万2839人。その次は英国で、死者数は4934人、感染者数は4万7806人。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土では3339人の死亡と8万1669人の感染が発表され、うち7万6964人が回復したとされている。

 日本時間5日午前4時以降に初の死者が出た国は、エチオピアとハイチ、初の感染者が出た国は南スーダン。

 地域別の死者数は、欧州が4万9137人(感染66万4514人)、米国・カナダが9477人(感染33万9442人)、アジアが4192人(感染11万8570人)、中東が3794人(感染7万6082人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が1053人(感染3万0539人)、アフリカが431人(感染8921人)、オセアニアが41人(感染6675人)となっている。(c)AFP