【3月15日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、SCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)は14日、所属する20歳のDFルカ・キリアン(Luca Kilian)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したと発表した。ブンデスリーガ1部の選手で陽性反応が出たのは初めて。

 これを受け、今季25試合で勝ち点16の最下位に沈んでいる昇格組のパーダーボルンは、選手全員を含む45人を隔離状態に置いた。

 ドイツサッカーリーグ機構(DFL)は13日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受けて、ブンデスリーガ1部を即時中断した。これにより欧州五大リーグすべてがストップしたことになった。

 また、新型コロナウイルスの影響により、31日にニュルンベルク(Nuremberg)で開催される予定だったドイツとイタリアの親善試合も中止となった。ドイツは26日にマドリードでスペインとの親善試合を控えているが、現時点でこの一戦の中止は正式発表されていない。(c)AFP