【3月13日 AFP】男子プロテニス協会(ATP)は12日、新型コロナウイルス感染の世界的大流行によって、「健康と安全の問題が深刻化しているため」、ツアー大会を6週間中断すると発表した。

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 これにより、ATPツアーと同チャレンジャーツアー(ATP Challenger Tour)は4月27日になるまで試合が開催されない。

 BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2020)が中止され、女子の国別対抗戦フェドカップ(Fed Cup 2020)決勝ラウンドも延期になったテニス界では、マイアミ・オープン(Miami Open 2020)も行われないことが決まっていた。四大大会(グランドスラム)に次ぐ規模の大会の一つで、男女共催のマイアミ・オープンは、米フロリダ州マイアミデイド(Miami-Dade)郡が中止を発表するまでは、今月23日から予選が始まるはずだった。

 ATPのアンドレア・ガウデンツィ(Andrea Gaudenzi)会長は、6週間のツアー中断について「これは軽々しく下された決断ではない」とコメントした。

「しかし、この世界的な大流行に直面する中、今回の決断は選手やスタッフ、幅広いテニス界の健康と安全、そして公衆衛生を守るために、現時点で必要な責任ある行動だと確信している」

 下部の試合やジュニア、シニアのサーキット大会を管轄する国際テニス連盟(ITF)もATPに続き、少なくとも4月20日までは大会を行わないと発表している。

 現在南アフリカとカザフスタンで行われているチャレンジャーツアーは、一部は試合中であったものの大会自体が中止になった。

 状況が許せば、ATPツアーは4月27日から始まるBMWオープン(BMW Open 2020)とエストリル・オープン(Millennium Estoril Open 2020)で再開することになり、その1週間後にはマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2020)も控えている。

 今季の四大大会2戦目となる全仏オープン(French Open 2020)は、現時点では予定通り5月24日に開幕する。(c)AFP