【3月8日 AFP】男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)は、米インディアンウェルズで行われるBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2020)開幕を数日後に控えた7日、世界的に感染が拡大する新型コロナウイルスの対応策を共同で発表した。

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 男女共催のBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープン(Miami Open 2020)の他、女子のボルボカー・オープン(Volvo Car Open 2020)などが対象となる対応策では、コートに入場する際に選手とエスコート役が手をつながないようにするほか、ボールキッズは手袋を着用し、選手へのタオルやドリンクの手渡しはなくなる。

 また選手たちは、タオルやヘッドバンド、ウエアなどをファンにプレゼントしないよう命じられ、サインを書くためにペンやテニスボールなどを受け取ることもできない。

 BNPパリバ・オープンは6日、来場を希望しないチケット購入者には、返金するか2021年大会のクレジットを与えるとしている。(c)AFP