【3月18日 CNS】中国で新型コロナウイルスの感染が徐々に縮小するに従い、各産業で経営や業務再開の動きが加速している。内陸の山西省(Shanxi)や青海省(Qinghai)から国境を接する内蒙古などで方法はそれぞれ異なるが、ガラス製品の輸出、植林など多岐にわたる。

■輸出用のガラス製品、生産開始

 山西省祁県(Qi)ガラス製品産業発展センターの胡暁峰(Hu Xiaofeng)主任は10日、「祁県のガラス製品製造企業43社は、すでに生産を再開しており、5000人が働いている」と語った。県域経済の中心産業として年間生産量は20万トンを超え、製品の70%以上は欧米など80か国に輸出しているという。

「山西大華玻璃実業」の郝思高(Hao Sigao)副総経理は「少し前は、ウイルス対策の影響で自動化ライン以外すべて停止したが、国内外から緊急注文が入ったため、2月28日から全面再開した」と話す。

■青海の企業が生産品変更、税務局が支援

 青海省海北チベット族自治州(Tibetan Autonomous Prefecture of Haibei)の立日加さんは「海北更宗」チベット族縫製会社の責任者だ。「ウイルス対策の影響で、生産する一般用テントとチベット民族衣装は売れなくなった。その後、税務局の口利きで、短期間で製品を変更し、災害用テントの生産に切り替え、経営の危機を乗り越えた」という。

 青海省税務局によると、管轄の納税者の中には、この会社のような中小企業が23万社ある。同局は各企業の経営再開に関する正確な情報を持っており、どの企業が政策的支援を必要としているか提言していると話す。

■内モンゴル自治区の植林も

 内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)大興安嶺(Greater Khingan Range)根河市(Genhe)林業局の作業員、宋暁輝(Song Xiaohui)さんは「ようやく再開だ。ずっとやらなければと思っていた仕事だ」と語った。ここの作業員らは9日から2020年度初の植林作業を開始した。「今年は時間が厳しい。山の上の雪は解け始め、作業の足を引っ張るかもしれない」と宋さんは言う。春一番の仕事は193ヘクタールの植林だ。皆で力を合わせ、期限内に終わらせるという。(c)CNS/JCM/AFPBB News