【3月10日 AFP】米軍は、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)と2月29日に締結した合意に基づき、同国からの部隊の撤退を開始した。アフガン駐留米軍の報道官を務めるサニー・レゲット(Sonny Leggett)大佐が9日、発表した。

 レゲット大佐は、米軍は合意から135日以内に駐留部隊を現在の1万2000人余りから8600人に減らすと表明。部隊削減後も、米軍は国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)やイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」系組織に対する対テロ作戦や、アフガン治安当局への支援提供などの目標達成のための「すべての軍事手段と権限」を保持すると明言した。(c)AFP