【3月10日 AFP】各国当局の発表に基づきAFPがまとめた統計によると、日本時間10日午前2時現在での世界の新型コロナウイルス感染者数は101の国・地域で11万3255人に達し、うち3964人が死亡した。

【解説】新型コロナウイルス、死亡リスクが高いのは誰か

 9日午前2時以降に確認された新規感染者数は4233人で、死者は173人。

 昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生した中国では、香港とマカオ(Macau)を除く本土で8万735人が感染し、うち3119人が死亡。9日午前2時以降、新たに40人の感染と22人の死亡が確認された。

 中国以外では計3万2520人の感染者が確認され、うち845人が死亡。新たに確認された感染者数は4193人、死者は151人となっている。

 中国以外で感染者が多い国は、上位から順にイタリア(感染9172人、死亡463人)、韓国(感染7382人、死亡51人)、イラン(感染7161人、死亡237人)、フランス(感染1191人、死亡21人)。

 9日午前2時以降に新たな死者が確認された国は中国、イタリア、イラン、韓国、フランス、英国、イラク、スイス。さらにドイツでも同国初の死者を2人確認。アルバニアとキプロスでは初の感染者が確認された。

 10日午前2時現在の地域別感染者数はアジアが8万9913人(死者3188人)、欧州が1万4868人(死者511人)、中東が7576人(死者244人)、米国・カナダが614人(死者16人)、オセアニアが98人(死者3人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が93人(死者1人)、アフリカが93人(死者1人)となっている。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいている。(c)AFP