【3月5日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は4日、今夏の東京五輪では、出場する国と地域が開会式の旗手に男女1人ずつ起用できるようにすると発表した。

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 IOCは「規則の変更により、各国内オリンピック委員会(NOC)は開会式で男女1人ずつ旗手に起用できる」「すべてのNOCにこの選択肢を利用するよう推奨する」と述べている。

 また、IOCは7月24日から8月9日まで開催される東京五輪は、「女性の参加率が歴代最高の48.8パーセントとなり、男女のバランスが取れた最初の五輪」になるとした。

 さらに、難民選手団を含む、参加する全206の国と地域は、最低でも男女1人ずつを含むチームを構成すべきとの考えを示した。これが実現すれば初めてのことになる。(c)AFP