【2月1日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)が31日、先日にヘリコプター墜落事故で亡くなったレジェンド、コービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏のレガシーをチームメートと一丸となって継承していくと誓った。

 この日、ブライアント氏が亡くなってから初めて行われるレイカーズ戦の前に、声を震わせながら本拠地ステープルズ・センター(Staples Center)の観客に語りかけたジェームズは、用意していたメモを投げ捨て、心で話したいと言うと、レイカーズ一筋20年のキャリアで5度のNBAタイトル獲得を果たした同氏の人生とキャリアを祝福してほしいと訴えた。

 ジェームズは「今後どこかのタイミングでコービーの追悼行事を開くことになると思うが、今夜はセレブレーションだと捉えている」とし、「これは20年間の血と涙と汗、ぼろぼろになるまで戦った体、成長と挫折といったすべてを祝うもの。数えきれない時間を費やし、最高の自分になろうとした努力を」と話した。

「今夜は18歳でここに来て、38歳で引退し、そしてこの3年間は最高の父親となった少年をたたえたい」

「今この場に自分が存在しているということには大きな意味がある」「彼のレガシーをチームメートと一緒に引き継いでいく。今年だけでなく、自分たちが愛するバスケットボールを続けられる限り。それこそ、コービー・ブライアントが望むことだと思うから」 (c)AFP