【1月27日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)の元スーパースター、コービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏がヘリコプターの墜落事故で死亡したことを受け、同じくNBAのレジェンドであるマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏が26日、「弟のような」レイカーズの象徴の死を悼んだ。

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 この日、41歳のブライアント氏と娘のジアナ(Gianna Maria-Onore Bryant)さんらが乗っていたヘリコプターがロサンゼルス郊外の丘陵地帯に墜落し、乗っていた9人全員が死亡した。

 事故を受けてジョーダン氏は声明を発表し、ブライアント氏はNBAで最も偉大な選手の一人として記憶されると話した。

 6度のファイナル王者に輝き、史上最高の選手とされるジョーダン氏は、「コービーとジアナがこの世を去ったという、悲劇的な知らせにショックを受けている」「言葉にならない痛みを感じる。コービーを愛していた。私にとっては弟のような存在だった。よく話したし、もうそれができないのが非常に悲しい」と述べた。

「彼は強烈な負けず嫌いで、バスケ史上有数の偉大な選手であり、創造性も持ち合わせていた。コービーは家族を深く愛する素晴らしい父親でもあり、娘がバスケットボールというスポーツを愛していることをとても誇らしく思っていた」

 事故の知らせに対しては、バスケットボール界だけでなく、世界中から哀悼のメッセージが寄せられている。(c)AFP