【1月23日 AFP】中国で感染が拡大している新型コロナウイルスをめぐって、感染の中心地と特定された市場には、オオカミの子やネズミなどに加え、ジャコウネコなど過去に病気の感染に関連しているとされた動物が雑多に寄せ集められて売られていたとの情報があり、中国メディアがこれを報じている。

 武漢(Wuhan)にある問題の鮮魚卸売市場の業者向け価格表が、インターネット上に出回っている。これには生きたキツネやワニ、オオカミの子、オオサンショウウオ、ヘビ、ネズミ、クジャク、ヤマアラシ、ラクダなど、動物の肉やその加工品が計112品並んでいる。

 AFPは、この価格表が本物であるかどうかを確認できていない。

 現在「2019-nCoV」と呼ばれている新型コロナウイルスの初期感染者の一部は、この卸売市場の従業員らだった。(c)AFP/Dan Martin