【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は22日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-1、6-4、6-2で伊藤竜馬(Tatsuma Ito)に勝利し、3回戦に進出した。

 強風が吹く難しいコンディションの中、第2セットはワイルドカード(主催者推薦)の世界146位に粘られたジョコビッチだが、それでも終わってみれば伊藤にわずか7ゲームしか与えず、95分で完勝を収めた。

 全豪オープン優勝7回を誇り、前回王者でもあるジョコビッチにとっては、これが大会通算70勝目で、メルボルンパーク(Melbourne Park)ではわずかに8回しか負けていない。

 それでもジョコビッチは「相手の最後まで諦めない姿勢は素晴らしかったし、第2セットはかなり接戦だった」「コンディションも厳しく、かなり風が強くてボールの軌道が読めなかった。サーブにずいぶん助けられて、難しい場面を切り抜けることができた」とコメントした。

 ジョコビッチは3回戦で、同じく日本人の西岡良仁(Yoshihito Nishioka)と対戦する。西岡は第30シードのダニエル・エヴァンス(Daniel Evans、英国)をストレートで破って勝ち上がった。(c)AFP