【1月13日 AFP】19NFLは12日、プレーオフのカンファレンス準決勝が行われ、カンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)は51-31でヒューストン・テキサンズ(Houston Texans)から大逆転勝利を収め、アメリカン・カンファレンス(AFC)決勝に駒を進めた。

 チーフスは一時0-24とテキサンズの大量リードを許したが、QBパトリック・マホームズ(Patrick Mahomes)が5本のタッチダウンパスを通して大逆転を飾った。マホームズは25本中23本のパスを成功させて321ヤードを記録し、チームはテネシー・タイタンズ(Tennessee Titans)とスーパーボウル(Super Bowl LIV)進出を懸けた一戦に臨むことになった。

 同日行われたナショナル・カンファレンス(NFC)の準決勝では、グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)がシアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)を28-23で退け、決勝進出を決めた。

 パッカーズではQBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)が27本中16本のパスを成功させて243ヤードを獲得すると、WRダバンテ・アダムス(Davante Adams)が8度のキャッチでチームのプレーオフ史上最多となる160ヤードを記録し、追いすがるシーホークスを抑え込んだ。

 パッカーズは次週の決勝で、トップシードのサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)のホームに乗り込む。11月のレギュラーシーズンでの対戦ではフォーティナイナーズが37-8でパッカーズを圧倒した。

 両カンファレンスの勝者は、2月にマイアミで行われる第54回スーパーボウルで相まみえる。(c)AFP