【1月11日 AFP】(更新、写真追加)オマーンのカブース・ビン・サイド(Qaboos bin Said)国王が死去したことを受けて、同国政府は11日、カブース国王のいとこで遺産文化相を務めていたハイサム・ビン・タリク・サイド(Haitham bin Tariq)殿下が即位を宣誓したと発表した。

 同国政府はツイッター(Twitter)に、「(カブース)国王によって選ばれた者を新国王に指名する王族の会合の後、新国王としてハイサム・ビン・タリク氏が即位を宣誓した」とツイートした。

 カブース国王は10日に79歳で死去。元首としての在位期間は近代アラブ世界で最長だった。独身で子どもを持たず、兄弟もいなかったため、明確に後継者とされた人物はいなかった。(c)AFP