【1月2日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは1日、第21節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は2-0でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を下してミケル・アルテタ(Mikel Arteta)新監督の就任後初白星を記録し、新年初戦を飾った。

 アルテタ監督は前節のチェルシー(Chelsea)戦で終盤に2失点を喫して1-2で敗れるなど、就任後の2試合で1ポイントしか獲得できていなかった。チームはチェルシー戦でも大半の時間帯で良いプレーを見せていたが、この日はユナイテッドを相手に勝ち切った。

 ホームのアーセナルは8分、セアド・コラシナツ(Sead Kolasinac)の折り返しをファーサイドにいたニコラ・ペペ(Nicolas Pepe)が蹴り込み先制。42分にはアレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)が頭でフリックすると、これは相手GKダビド・デ・ヘア(David de Gea)に防がれたが、こぼれ球をソクラティス・パパスタソプーロス(Sokratis Papastathopoulos)が押し込み加点した。

 アーセナルは4位から9ポイント離されているが、直近の公式戦16試合で2勝目となったこの日の白星は、アルテタ監督の下でチームに明るい未来が待っていると思わせるものとなった。

 現役時代にMFとしてアーセナルでプレーしたアルテタ監督は、「最高の気分だ。信じられない。選手たちには本当に満足しているし、誇りに思う」「フィジカル面では後半にレベルが落ちたが、試合に対する姿勢と気持ちは素晴らしかった」と語った。「パフォーマンスは良くなってきている。喉から手が出るほど欲しかった勝利を手にすることができた」

 ここまで苦しいシーズンを送っているユナイテッドは、またしてもファンを喜ばせるようなパフォーマンスを見せることができず、これで4位チェルシーとの勝ち点差は5となった。

 アウェーでブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)と対戦したチェルシーは終盤に劇的な同点弾を許して1-1で引き分けたが、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権を獲得できる4位争いでは先頭に立っている。

 チェルシーとユナイテッドが勝ち点を取りこぼしたため、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は勝てば両チームにプレッシャーをかけることができたが、敵地でサウサンプトン(Southampton FC)に0-1で敗戦。主将ハリー・ケイン(Harry Kane)は、ハムストリングの負傷で途中交代を余儀なくされた。

 サウサンプトンのベンチで相手チームのメモをのぞき見し、イエローカードを受けたトッテナムのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は試合後、「失礼な態度を取った」「イエローカードに値したのは間違いないし、まずい言葉を使ってしまった」と話した。

 上位勢では、2位につけるレスター・シティ(Leicester City)がニューカッスル(Newcastle United)に3-0で快勝。3位のマンチェスター・シティ(Manchester City)は2-1でエバートン(Everton)に勝利し、エバートンのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)新監督に就任後初めて土をつけた。

 このところスランプ気味だったレスターだが、この日はアヨセ・ペレス(Ayoze Perez)、ジェームズ・マディソン(James Maddison)、ハムザ・チョードゥリー(Hamza Choudhury)のゴールで勝利し、首位リバプール(Liverpool FC)との勝ち点差を暫定で10に縮めた。

 エバートンを倒したシティは3位をキープし、レスターとは1ポイント差となっている。(c)AFP/John WEAVER