【12月30日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は29日、米情報機関の情報によりロシア国内で計画されていた「テロ行為」を阻止できたとしてドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領に謝意を表した。ロシア大統領府が明らかにした。

 同大統領府は、プーチン氏はトランプ氏に対し、「特殊機関を通じた情報提供により、ロシアでのテロ行為を防止できた」と謝意を伝えたと発表した。

 ロシアメディアが旧ソ連の国家保安委員会(KGB)の後継機関である連邦保安局(FSB)の話として報じたところによると、新年の祝賀イベントに合わせてサンクトペテルブルク(St. Petersburg)での攻撃を計画していたとして、ロシア人2人が27日に逮捕された。2人は「テロ行為」を計画していたとみられている。

 ロシアと米国はさまざま問題で対立しているが、「テロとの戦い」に対する互いの決意を一貫して強調している。(c)AFP