シリア・イドリブ県でロシア軍が空爆、子ども含む8人死亡
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【12月24日 AFP】シリア北西部イドリブ(Idlib)県で24日、避難民を保護していた学校がロシア軍の空爆を受け、子ども5人を含む少なくとも8人が死亡した。在英のシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)が発表した。
空爆を受けたのはイドリブ県南部サラケブ(Saraqeb)近郊の村で、学校の中やその周辺に身を寄せていた民間人が犠牲になったという。
ロシア軍による空爆支援を受けたシリア政府軍は19日以降、同県内各地の町村を制圧した。
シリア人権監視団のラミ・アブドルラフマン(Rami Abdel Rahman)代表はAFPに対し、政府軍は反体制派の拠点となっているイドリブ県南部マーラトヌマン(Maaret al-Numan)から4キロ足らずの地点に迫っていると語った。(c)AFP