■大統領の弟、米国で有罪に

 メサ被告の供述とノートから、メサ被告が、エルナンデス大統領の弟、フアン・アントニオ・トニー・エルナンデス(Juan Antonio "Tony" Hernandez)被告と関係があることが分かっている。

 メサ被告の会計記録は米ニューヨークで行われているエルナンデス被告の裁判で証拠として提出され、エルナンデス被告は薬物取引に関係する4件の罪状で有罪となった。量刑は来年1月に言い渡されるが、終身刑になる可能性もある。

 エルナンデス大統領は、この判決は「自分は暗殺者だと自白した人間の証言」に基づいた不当なものだと非難している。

 さらに今月9日には首都テグシガルパから北西に位置する町で、メサ被告を弁護した弁護士と麻薬カルテル「バジェ・バジェ(Valle Valle)」のメンバーらが殺害された。この事件は現在も捜査が続いている。