【12月18日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は17日、第16節が行われ、RBライプツィヒ(RB Leipzig)はパトリック・シック(Patrik Schick)が同点ゴールを挙げ、タイトルを争うボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と3-3で引き分けた。

 敵地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)に乗り込んだライプツィヒは2点をリードされるも、ティモ・ヴェルナー(Timo Werner)の2ゴールで追いついた。その後はドルトムントに勝ち越しを許したが、シックが再び試合を振り出しに戻した。

 ライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督は、「後半から試合はオープンになり、われわれはより勇気を持ちながら強い姿勢でプレーできた」とコメントした。

「今後、きょうのような大一番では、最初からああいったプレーを見せられるようにしなければならない」「われわれにとってはラッキーな勝ち点1。ドルトムントが勝っていてもおかしくなかったが、向こうも仕留めきれなかった」

 一方のドルトムントは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)での対戦が決まっているパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を苦しめるような質とパフォーマンスを披露する時間帯もあったが、ここまでのシーズンを象徴するようなメンタル面のもろさや守備の甘さが目立った。

 豪雨の敵地で勝ち点を拾ったライプツィヒは、暫定ながら2位ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)との勝ち点差を3にまで広げて首位の座をキープ。3位ドルトムントは2位に浮上するチャンスを逃した。

 ボルシアMGは18日に行われる試合で最下位SCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)を下せば、勝ち点でライプツィヒに並ぶ。(c)AFP