【12月14日 AFP】飛行機の中で酒に酔い、女性に性的暴行を加えるなどして逮捕・訴追された男子ゴルフのトービヨン・オルセン(Thorbjorn Olesen、デンマーク)が13日、英アイルワース刑事法院(Isleworth Crown Court)に出廷し、無罪を主張した。

 2018年に行われた第42回ライダーカップ(The 42nd Ryder Cup)欧州選抜の優勝メンバーで、欧州男子ツアー(PGA European Tour)通算5勝を誇る29歳のオルセンは、紺のスーツ姿で出廷し、自身の詳細を認めたのみで、3件の罪状に関して否定した。

 オルセンは7月29日に米ナッシュビル(Nashville)から英ロンドンに向かっていた機内で同意なく女性に痴漢行為をしたほか、別の人物に暴行を加えたなどとされている。メンフィス(Memphis)で世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン第4戦のフェデックス・セントジュード招待(2019 FedEx St.Jude Invitational)に出場していた同選手は、ヒースロー空港(Heathrow Airport)到着後に逮捕された。

 検察側と弁護側の双方は、鑑定人を召喚する予定となっている。オルセンは来年5月11日に始まる裁判で、再び出廷することになる。(c)AFP