【12月13日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)会長は12日、18日に予定されているレアル・マドリード(Real Madrid)との「エル・クラシコ(El Clasico)」に関して新たに不安の声が上がる中、この試合が再び延期されることはないと述べた。

 カタルーニャ(Catalonia)自治州の独立派組織「民主的津波(Democratic Tsunami)」は試合当日、会場となるカンプ・ノウ(Camp Nou)の周辺で「大規模な」抗議活動を呼びかけている。

 伝統の一戦はもともと10月26日に予定されていたが、同州における一連の抗議活動を受けて延期になっていた。

 バルセロナで行われたクリスマスイベントに出席したバルトメウ会長は「私に言えるのは、エル・クラシコは開催されるということ。再び延期されることはない」とコメントした。

「それをしっかりと前進させるのは全員にとっての義務。今がカタルーニャにとって複雑な時代であることをわれわれは理解しているが、サッカーと共存できる」

「われわれのスタジアムは表現の自由という点でふさわしい場所であり、これまでもずっとそうだった。だからこそ、われわれは普段通りで冷静なメッセージを発信したい」

「クラブはエル・クラシコに向けて普段通りの準備をしているし、ファンの皆さんには家族や友人と来てほしいと伝えている」

「われわれはサッカーと人々の祭典であるエル・クラシコの開催を、一緒になって実現しなければならない。平和と平穏を求めている」

 民主的津波は独立派の人々に対し、キックオフの4時間前に当たる午後4時(日本時間19日午前0時)にカンプ・ノウ付近の4か所に集まるよう促している。

 同団体は10日、「例外的な状況であるので、特別な手段を取るべきだ」と発表している。

 同州では、2017年の住民投票に関与したとして独立派の幹部9人に禁錮刑が言い渡された2か月前から、抗議活動が続いている。(c)AFP