【12月5日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは4日、第15節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)はディボック・オリジ(Divock Origi)が2得点を記録するなどエバートン(Everton)とのマージーサイドダービーを5-2で制し、2位との勝ち点差8を維持した。

 前半だけで6ゴールが決まったこの一戦でリバプールは、モハメド・サラー(Mohamed Salah)とロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)に代わり先発したオリジとシェルダン・シャキリ(Xherdan Shaqiri)が17分までにそれぞれゴールを決めて2-0とリードした。

 21分にマイケル・キーン(Michael Keane)に1点を返されたリバプールだったが、その後オリジが2点目をマークすると、さらに見事なカウンターからサディオ・マネ(Sadio Mane)が加点。エバートンはリシャルリソン(Richarlison)のゴールで2点差としてハーフタイムを迎えたが、リバプールはジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)が相手に最後のとどめを刺した。

 リーグ戦ここ11試合で8敗目を喫したエバートンは、降格圏の18位に沈んでいる。

 リバプールを率いるユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、大きな勝ち点差があるものの、エバートン戦はリバプールのシーズンにとって「異彩を放つ」ものであり続けるとコメント。しかし指揮官はその言葉とは裏腹に、過密日程を控える12月の序盤にフィルミーノとサラーを休ませるだけの余裕を見せた。

「すべての得点が傑出していて見事だった。素晴らしいゴール、驚くようなパスは、サッカーの最高な部分であり、私はそれを心から愛している」

「フレッシュな選手が必要だったし、私はチームにいる選手に敬意を示す必要があっただけだ。彼らはやってくれた。すべての選手がこういったパフォーマンスをする準備ができているのであればメンバー変更はより楽しいものになる」 (c)AFP