クロップ監督、バロンドールは「ダイクでもよかった」 メッシ受賞には理解
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【12月4日 AFP】FCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が最多6回目の受賞を果たしたバロンドール(Ballon d'Or)について、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)を率いるユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督が結果に理解を示しながらも、教え子のビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)が選ばれてもよかったと話している。
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オランダ代表の主将でもあるファン・ダイクは、昨季リバプールで欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)制覇の立役者となり、準決勝ではメッシを擁するバルセロナを破っていたが、バロンドールではメッシに次ぐ2位で受賞を逃した。
これについてクロップ監督は「私の見方は少し違うし、他にも少し違った見方をしている人はたくさんいるはずだが、問題は全くない」「もう50万回くらい言ったと思うが、リオネル・メッシは私が見た中でもおそらく最高の選手だ」と話しつつ、次のようにコメントした。
「しかし私としては、DFがこれだけ印象を残したシーズンは記憶にない。だから正直に言えば、ダイクが取ってもよかったはずだ。かなり僅差だったと聞いている」
今季のプレミアで30年ぶりにリーグ戦のタイトルを獲得すれば、来年もリバプールの選手が各種個人賞で候補に挙がる可能性は高い。2位に勝ち点8差をつけて首位を快走するチームは4日、エバートン(Everton)との234回目のマージーサイドダービーに臨み、下位に沈むエバートンをホームでさらに追い込むことを狙う。(c)AFP