【12月3日 CNS】中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の研究チームは11月28日、1億2000万年前の白亜紀前期の多丘歯目哺乳類の新種「Jeholbaatar Kielanae」の化石に対する研究を通して、哺乳動物の中耳の進化に関する研究成果を英科学誌ネイチャー(Nature)に発表した。

 この哺乳動物は、その独特な顎(がく)関節と摂食方式により、中耳の下顎からの離脱について他の属種に比べてより顕著な圧力を受け、中耳の進化を速めたとしている。一般的に言われる「摂食が聴力を促進した」という意味だ。(c)CNS/JCM/AFPBB News