【11月24日 AFP】男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup)のスポンサーを務める投資グループ「コスモス(Kosmos)」を率いるサッカー選手のジェラール・ピケ(Gerard Pique)氏は23日、今年から新方式で行われている同大会について「大成功」だと述べた。

 これまでデビスカップは1年の間に試合を何回かに分けて行われてきたが、コスモスの主導の下、今年からスペイン・マドリードで1週間の集中開催となったことについては意見が分かれている。

 しかし、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)でプレーするピケ氏は、国内テレビ局モビスター(Movistar)に対して「この大会は大成功」「大会に魂があるのが最も大きい。選手からも四大大会(グランドスラム)ではないような反応がある」と話した。

 観客数が伸び悩んでいるほか、20日に行われた米国対イタリアのグループステージの一戦が日付をまたいで午前4時過ぎに終わるなど問題もあるが、ピケ氏は「これが土台で、ここから大きく成長していくだろう」との認識を示している。

「もちろん手直しされる部分もある。スケジュールの問題は間違いなく修正されなくてはならない。ただそれも、大会のフォーマットが変わったときに起きがちなことだ」 (c)AFP