【11月24日 AFP】男子テニス、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2019)は23日、スペイン・マドリードで準決勝が行われ、世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal)が単複で勝利する大車輪の活躍を見せたスペインが2勝1敗で英国を下し、2012年以来の決勝へ駒を進めた。

 開催国のスペインはフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez)がカイル・エドモンド(Kyle Edmund)との第1試合を3-6、6-7(3-7)で落としたが、第2試合ではナダルが6-4、6-0でダニエル・エヴァンス(Daniel Evans)に圧勝。最終戦のダブルスでは、ナダルがロペスとペアを組んでジェイミー・マレー(Jamie Murray)/ニール・スクプスキ(Neal Skupski)組に7-6(7-3)、7-6(10-8)で勝利した。

 通算5度の優勝を誇るスペインは、こちらもダブルスまでもつれた末にロシアを破ったカナダと決勝で対戦する。

 デビスカップでは2004年に初優勝を経験し、今大会では5回目のタイトル獲得を目指す33歳のナダルは「この大会はいつもドラマチックだが、新しいフォーマットの下ではなおさらだ」「本当に特別な勝利。フェリ(ロペス)、そして最高の応援をしてくれた観客にありがとうと言いたい」と話した。(c)AFP