エプスタイン被告の勾留中自殺、点検怠り記録偽造で刑務官2人を起訴
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【11月20日 AFP】多数の未成年の少女を性的目的で人身取引したとして起訴されていた米富豪のジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)被告(当時66)が勾留中に自殺した問題で、ニューヨークの検察当局は19日、自殺時に当直を務めていた刑務官2人を、定期点検を行ったかのように記録を偽造したとして起訴した。
起訴されたのは、トバ・ノエル(Tova Noel)被告(31)とマイケル・トーマス(Michael Thomas)被告(41)。マンハッタン(Manhattan)の裁判所で公開された起訴状によると、被告らは義務付けられている点検を怠り、その痕跡を隠すために記録を偽造した罪に問われている。
エプスタイン被告は8月10日、ニューヨークのメトロポリタン矯正センター(MCC)で死んでいるのが見つかった。米司法当局は、エプスタイン被告が厳重監視下にありながらどうして自殺できたのかについて捜査を進めている。(c)AFP