【11月20日 AFP】フランス南部トゥールーズ(Toulouse)の北を流れる川で発生したつり橋落下事故に関し、地元町長は19日、橋を渡っていたトラックの重さが制限の2倍を超えていたことが原因の可能性があると述べた。

 事故は18日早朝、タルン(Tarn)川に架かるつり橋で発生。橋桁がケーブルから外れて落下し、15歳の少女とトラックの運転手が死亡した。

 橋のあったミルポワシュルタルン(Mirepoix-sur-Tarn)のエリック・オジェ(Eric Oget)町長はAFPに対し、「トラックは40トンを超えていたと考えている。制限をはるかに超えていて、橋が壊れた」と述べた。

 落下した橋は1931年に建設されたもので、制限重量は19トンだった。最近行われた安全検査には合格していた。(c)AFP