【11月19日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領(73)の専属医は18日、トランプ氏の健康診断の結果を公表し、一部メディアが報じていた同氏の胸痛の症状について否定した。

 ホワイトハウスの発表によるとトランプ氏は16日、米首都ワシントンにあるウォルター・リード米軍医療センター(Walter Reed National Military Medical Center)で1時間の健康診断を受けた。

 ショーン・コンリー(Sean Conley)専属医は「臆測もあるが、大統領に胸痛の症状は全くなく、緊急もしくは深刻な症状との診断もないほか治療も受けていない」とし、「具体的には特定の心臓や神経系の症状の診断は受けていない」と強調した。

 首都ワシントンの複数のメディアはこれに先立ち、今回の健康診断は予定されていなかったもので、トランプ氏が胸の不快感を訴えたため行われたと示唆する報道をしていた。

 今年2月に行われた前回の健康診断でコンリー医師は、トランプ氏の健康状態について「非常に良好」だと発表している。ジャンクフードを好み、激しい運動を避けることで健康管理の専門家を困らせてきたトランプ氏の体重は当時110キロだった。(c)AFP