【11月2日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)は2日、決勝が行われ、南アフリカが32-12でイングランドを下し、3度目の優勝を果たした。

 南アフリカは屈強なフォワード陣を軸にしてSOハンドレ・ポラード(Handre Pollard)が6本のペナルティーを決めると、66分にWTBマカゾレ・マピンピ(Makazole Mapimpi)がトライ。さらに、74分にはWTBチェスリン・コルビ(Cheslin Kolbe)のトライでダメを押した。

 これでスプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)は、W杯決勝の舞台で3戦全勝。1995年、2007年に続き、12年の間隔で再び栄冠に輝いた。また、前回王者ニュージーランドとの大会初戦を落とした南アフリカは、プールステージで敗れながら優勝を果たした史上初のチームとなった。

 一方、母国開催となった4年前の前回大会でプールステージ敗退の屈辱を経験したイングランドは、エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)を招聘(しょうへい)し、今大会は準々決勝でオーストラリア、準決勝でニュージーランドを破ったが一歩届かず、2003年以来の優勝はならなかった。(c)AFP