【10月24日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は23日、グループF第3節が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)の得点などで、活気を見せたスラビア・プラハ(Slavia Prague)を2-1で下して首位の座をキープした。

 敵地に乗り込んだバルセロナのメッシは3分、左足で先制点を奪い、チャンピオンズリーグの舞台で15シーズン連続ゴールを記録した初めての選手となった。

 50分にルカーシュ・マソプスト(Lukas Masopust)に素晴らしいパスが通り、最後は左SBのヤン・ボジル(Jan Boril)がゴールを決めてスラビアに同点に追いつかれたバルセロナだったが、その7分後にメッシのFKをスラビアの選手がクリアし損ねると、ルイス・スアレス(Luis Suarez)が信じがたいほど角度のないところからシュートを放ち、これがピーター・オラインカ(Peter Olayinka)に当たって勝ち越しゴールとなった。

 バルセロナのエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は「もっと良い結果にもなり得たが、スラビアがリスクを冒して非常に良いプレーを見せたことで、われわれは守る時間が増えた」とコメントした。

「立ち上がりはとても良かったし試合を支配できたが、何度かボールを失ったりもして相手に脅かされた。苦しい状況になると、彼らは攻撃を強めたから本当に苦しめられた。彼らがきょうやったのはまさにそういうことだ」

「チームはグループの首位に立っていて、次の2試合はホームゲームだ。選手たちはわれわれに今の立ち位置を示してくれるだろう」

 またバルベルデ監督は、メッシが新記録を樹立したことについて「本当に信じられない記録。レオが素晴らしいプレーを見せ続けることを願う」と語った。

 同組の他の試合では、インテル(Inter Milan)がボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に2-0で勝利した。そのため、第3節を終えて勝ち点7のバルセロナはインテルに3ポイント差をつけており、勝ち点1のスラビアは最下位に沈んでいる。(c)AFP/Jan FLEMR