【10月23日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は22日、グループC第3節が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)のハットトリックなどでアタランタ(Atalanta)から5-1の大勝を収めた。

 本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)にアタランタを迎えたシティは、ルスラン・マリノフスキー(Ruslan Malinovskyi)のPKで相手に先制を許したが、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)の2ゴールで前半のうちに逆転した。

 そして迎えた後半は、アグエロの得点をどちらも演出していたスターリングが、試運転は済ませたとでもいうように11分間でハットトリックを達成。別格の個の力を見せつけ、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督の下で点取り屋として覚醒したことを改めて印象づけた。

 この1年半で、シティの攻撃の中心として台頭してきているスターリングは、これで今季2回目のハットトリックとなり、世界最高峰の選手の一人だということを証明している。

 監督にとっては、終盤に若手のフィル・フォーデン(Phil Foden)がレッドカードを受けて退場したことだけが不満材料となったが、シティはこれでグループ3連勝を飾り、3試合を残して2位のディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)に勝ち点5差をつけている。

 今季がチャンピオンズリーグ初出場となるアタランタは逆にグループ3連敗となり、初勝ち点が遠い状況が続いている。(c)AFP/Steven GRIFFITHS