【10月20日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは19日、第9節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は2-0でクリスタルパレス(Crystal Palace)に快勝し、チームに向けられた疑問の声を静めた一方、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は最下位ワトフォード(Watford FC)と1-1で辛くも引き分け、風当たりはさらに強まった。

 首位を独走するリバプール(Liverpool FC)と8ポイント差で今節を迎えたシティは、最近のリーグ戦4試合で2敗を喫していたが、ボールを圧倒的に保持して危ない場面をほとんどつくらせなかった。

 前半にガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)とダビド・シルバ(David Silva)が得点を記録したシティだったが、フィニッシュで精度を欠いたことに加え、相手GKウェイン・ヘネシー(Wayne Hennessey)の活躍もあって大勝はならなかった。

 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、急造のディフェンスラインをたたえた一方、21本のシュートで2点しか挙げられなかった決定力の改善を求めた。

「残念ながらチャンスを決めきることはできなかったが、代表戦によるリーグ中断後とあって重要な勝ち点3だった」「ここを起点に良いパフォーマンスが続くことを願っている。相手GKは多くのセーブを記録したが、もっと決定力があれば良かった」

 一方、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)ではバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に2-7で大敗し、前節ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に0-3で敗れているトッテナムは、ホームでワトフォードと引き分けるのが精いっぱいだった。6月にチャンピオンズリーグ決勝の舞台に立ったトッテナムだが、今季公式戦全12試合でわずか3勝と浮上のきっかけを見つけられずにいる。

 また、チェルシー(Chelsea)はマルコス・アロンソ(Marcos Alonso)のゴールによりニューカッスル(Newcastle)に1-0で勝利。レスター・シティ(Leicester City)はバーンリーFC(Burnley FC)を2-1で下し、ともにトップ4の座を守っている。(c)AFP/John WEAVER