【10月11日 AFP】サッカー国際親善試合が10日、シンガポールで行われ、ブラジルはセネガルと1-1で引き分けた。この一戦に出場したブラジルのネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は、史上最年少で代表戦通算100試合出場を達成した。

 ブラジルは8分、フィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)の展開から、最後はロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)が華麗なチップキックで先制点を挙げた。

 時間が経過するにつれ、主将のシェイフ・クヤテ(Cheikhou Kouyate)にかき立てられたセネガルは勢いを取り戻すと、前半終了間際、サディオ・マネ(Sadio Mane)がペナルティーエリア内で倒されて得たPKをファマラ・ディエディウ(Famara Diedhiou)がPKを決め、同点に追いついた。

 6月に行われたコパ・アメリカ(2019 Copa America)を欠場したネイマールは、比較的見せ場がなかったものの、67分にはFKでゴールに迫った。

 ネイマールはその後、リシャルリソン(Richarlison)にチャンスを演出したが、ペナルティーエリアの端から放たれたシュートはゴールの横に外れた。

 セネガルからゴールを決められなかったネイマールだが、この日はブラジル史上7人目となる100試合出場を達成した大切な一日となった。

 27歳のネイマールはブラジルで61得点を挙げ、41アシストを記録。歴代の得点ランキングでは同62得点のロナウド(Ronaldo)氏に次ぐ3位となっているが、わずか92試合で77ゴールを挙げたペレ(Pele)氏の最多記録に並ぶにはあと16ゴールが必要となっている。(c)AFP