【9月29日 AFP】19-20フランス・リーグ1は28日、第8節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は「PSGに命をささげる」と誓ったネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が決勝点を挙げ、1-0でボルドー(FC Girondins de Bordeaux)を退けてリーグ首位を守った。

 この夏、うわさされていたFCバルセロナ(FC Barcelona)復帰が実現しなかったネイマールは、多くのサポーターからチームへの愛着がないとみなされる中で、信頼を取り戻そうと奮闘しているが、これで復帰後3ゴール目と躍動感がよみがえりかけているようにみえる。

 ネイマールは「PSGを助けることができてとてもうれしい。ファンとの関係も良くなっている」「恋人のようなものだ。一瞬険悪になっても、ハグと大きな愛があればよりを戻せる」「ここにいるのはPSGに命をささげるため。ここが僕のチームだし、目標はクラブを助け、ゴールを決め続けることだ」とコメントした。

 またこの日は、今季初めてキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)とネイマールがそろい踏みを果たし、二人の連携から唯一のゴールが生まれた。8月25日を最後に離脱していたエムバペは、久しぶりにベンチに入ると、なかなか均衡が破れない中、残り30分で投入され、70分のネイマールのゴールをアシストした。

 エムバペは「いろいろ言われるけど、僕らの間にはいつも誠実さと尊敬に根ざした関係がある」とコメントした。(c)AFP