ボクシング世界ウエルター級王者、大事故で入院も「全快する見込み」
発信地:ワシントンD.C./米国
このニュースをシェア
【10月11日 AFP】ボクシング、IBF・WBC世界ウエルター級王者のエロール・スペンス・ジュニア(Errol Spence Jr.、米国)が10日、米テキサス州ダラス(Dallas)で交通事故を起こした。マネジメントチームによれば、同選手は顔に裂傷を負ったが、全快する見込みだとしている。
チームはコメントを発表し、「IBF・WBC統一世界王者のエロール・スペンス・ジュニアは10日未明、ダラスで大きな単独事故を起こし、現在はダラス地域の病院で治療を受けている」「意識はあり、反応も示している。容体は安定している。骨折などはしなかったが、顔に少し裂傷を負った。全快が見込まれている」と述べた。
警察によると、愛車のフェラーリ(Ferrari)を高速度で運転していたスペンスは、中央分離帯を乗り越えて何度か横転し、車から投げ出された。ダラスの地元テレビ局によると、事故が起きたのは午前3時前で、スペンスはその後集中治療室で治療を受けたという。
現在29歳のスペンスは先月、WBC王者のショーン・ポーター(Shawn Porter、米国)に判定2-1で勝利し、2団体統一に成功。戦績を26戦全勝(21KO)としていた。(c)AFP