【10月5日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)は5日、プールDの試合が行われ、オーストラリアは2人がイエローカードを提示されながらも、この試合が代表デビュー戦になった19歳のWTBジョーダン・ペタイア(Jordan Petaia)がトライを挙げる活躍を見せ、45-10でウルグアイに快勝した。

 オーストラリアの歴代最年少W杯出場者となったペタイアは1トライを演出し、自身も1トライを挙げた。また、デーン・ハイレットぺティ(Dane Haylett-Petty)とテヴィタ・クリンドラニ(Tevita Kuridrani)がそれぞれ2トライをマークするなどし、ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)は合計7トライを奪った。

 プールDでは、シックスネーションズ(Six Nations Rugby 2019)王者のウェールズが無敗を保つ中、重要なボーナスポイントを獲得したオーストラリアは、3試合を終えてフィジーを上回る順位につけた。

 その一方でオーストラリアは、今大会を通じて課題となっていたハイタックルなどの規律の乱れや、リズムがつかめない前半のプレーに改善は見られなかった。

 約3万4000人の観客のうち自国のファンが大半を占めた大分スポーツ公園総合競技場(Oita Stadium)で、オーストラリアは前半にアダム・コールマン(Adam Coleman)とルカン・サラカイアロト(Lukhan Salakaia-Loto)が危険なタックルでシンビンを受けた。

 またマチュー・レイナル(Mathieu Raynal)主審は、マイケル・フーパー(Michael Hooper)とカートリー・ビール(Kurtley Beale)のハイタックルを認めながらも、カードは出さず、ペナルティーだけで済ませた。(c)AFP/Chris FOLEY