【9月28日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)に出場している米国代表のFLジョン・キル(John Quill)とサモア代表のHOモトゥ・マトゥウ(Motu Matu'u)は27日、同大会で危険なタックルを行ったとして、3試合の出場停止処分を科された。

 キルはイングランドのオーウェン・ファレル(Owen Farrell)、マトゥウはロシアのワシリー・アルテミエフ(Vasily Artemyev)に対するタックルでそれぞれ処分を受けた。

 今大会ではこれまで、オーストラリアのWTBリース・ホッジ(Reece Hodge)とサモアのCTBレイ・リーロー(Rey Lee-Lo)にもハイタックルで3試合の出場停止処分が下されているほか、イングランドのピアーズ・フランシス(Piers Francis)が懲罰委員会から呼び出しを受けている。

 統括団体のワールドラグビー(World Rugby)は、W杯前にハイタックルの取り締まり強化を発表し、処分の枠組みを定めていたが、大会の1週目を終えて審判団の判定基準を批判している。(c)AFP