【9月25日 AFP】イングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2019-20)は24日、3回戦の試合が各地で行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はフットボールリーグ2(4部)のコルチェスター・ユナイテッド(Colchester United)と0-0で引き分け、迎えたPK戦に3-4で敗れた。

 敵地に乗り込んだトッテナムは0-0で90分を終えると、PK戦では1人目のクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)が失敗し、ルーカス・モウラ(Lucas Rodrigues Moura da Silva)のキックもクロスバーを弾いた。すると直後、4部で10位のコルチェスターに決勝のPKを決められ、歓喜に沸くファンがピッチに乱入した。

 トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督が、国内のカップ戦で下部チームに敗れるのはこれが初めてとなる。

 トッテナムは21日に行われたプレミアリーグの試合でレスター・シティ(Leicester City)に1-2で敗れるなどしており、またしても低調な結果を残すこととなった。

 ポチェッティーノ監督は、「コルチェスターが素晴らしい試合を見せたから非常に難しかった。90分でゴールを挙げられなかったことにとてもがっかりしている」「これこそこの大会の醍醐味(だいごみ)であり、いつだって何かが起き得る。勝ち上がりたかったが、敗退となった」とコメントした。

 他の試合では、前年王者のマンチェスター・シティ(Manchester City)が、チャンピオンシップリーグ(2部)のプレストン・ノースエンド(Preston North End)を3-0で下し、3連覇に向け好スタートを切った。

 ラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)の華麗なゴールで先制したシティは、ガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)の鋭いシュートでリードを広げると、相手のオウンゴールでスコアを3-0とした。

 またアーセナル(Arsenal)は、けがからの復帰戦となったDFロブ・ホールディング(Rob Holding)がゴールを奪うなどし、チャンピオンシップリーグのノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)に5-0で大勝した。(c)AFP/Steven GRIFFITHS