【9月16日 AFP】女子テニス、鄭州オープン(2019 Zhengzhou Open)は15日、決勝が行われ、大会第1シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が6-3、6-2で第7シードのペトラ・マルティッチ(Petra Martic、クロアチア)を退け、今季ツアー4勝目を挙げた。

 決勝は大雨の影響で開始が6時間遅れ、さらに試合中にも2回の中断が入り、最終的には照明の中で行われた。世界ランキング2位のプリスコバは序盤につまずいたものの、中断に相手よりもうまく対応し、マルティッチをストレートで退けた。

 プリスコバは「もちろん、一日中待ち続けたきょうも、この1週間も、天候は思わしくなかった」「それでも、(ゲームカウント)0-2の後の中断もなんとか乗り切れたし、とにかく冷静さを保ったのが良かったと思う」とコメントした。

 この優勝で、プリスコバは世界1位のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)とのポイント差を縮めているが、それでもまだ差は大きく、本人も1位奪還は「当面の目標ではない」と話している。

「今は良いプレーをすることを心がけている。当面の目標はそこで、あとは楽しみながら、結果にこだわりすぎずにやっていきたい」 (c)AFP