【9月9日 AFP】フランス南部ペルピニャン(Perpignan)で世界最大級のフォトジャーナリズムの祭典「ビザ・プール・リマージュ(Visa Pour L'Image)」が開かれ、フランス通信(AFP)のギエルモ・アリアス(Guillermo Arias)カメラマンが7日、中米からの移民の姿を収めた写真で最高賞を受賞した。

 メキシコ出身の同カメラマンは、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)やロイター通信(Reuters)、ワシントン・ポスト(Washington Post)などのカメラマンとの激しい競争の末に、報道写真特集部門の「ビザ・ドール(金賞)」を勝ち取った。

 AFPカメラマンが同賞を受賞したのは、過去5年間でこれが3回目。

 アリアス氏は授賞式を終えて、「世界で最も権威あるフォトジャーナリズムの祭典で表彰されて、非常に感動し、名誉に思う」と語り、「最も大切なことは、世界中の問題である、この移民問題を可視化することだ」と述べた。(c)AFP