【9月6日 AFP】米ドラッグストア大手CVSヘルス(CVS)とウォルグリーンズ(Walgreens)、スーパーマーケットチェーンのウェグマンズ(Wegmans)は5日、顧客に対し、店内に銃器を持ち込んだり、あからさまに銃器を携帯したりしないように呼び掛けた。

 米国内では銃による暴力や銃乱射事件が後を絶たず、3社の発表より先に、国内の小売り最大手クローガー(Kroger)が同様の措置を取っていた。

 CVSはツイッター(Twitter)で、「銃暴力の防止に取り組む個人や団体」を支援すると表明。警察以外の顧客に対し、店内に銃器を持ち込まないように求めた。

 一方でウォルグリーンズとウェグマンズは、あからさまに銃器を持ち込まないようにだけ呼び掛けた。

 小売り大手のウォルマート(Walmart)も3日、米国における銃器の現状は「容認できない」と批判し、弾薬の一部販売を停止する計画を発表した。

 先月3日にはテキサス州エルパソ(El Paso)のウォルマート店舗で銃撃事件が起き、22人が死亡した。(c)AFP