【9月6日 CNS】上海で開催された世界人工知能大会(World Artificial Intelligence Conference)の閉幕日に当たる8月31日、会場が一般公開され、人工知能(AI)によるごみ自動分類処理を実現する技術が市民の注目を集めた。

 上海市では「中国史上、最も厳しい」といわれる生活ごみ管理条例が7月1日に施行された。生ごみ、資源ごみ、有害なごみなどを分類せずに捨てると、個人には最高200元(約2962円)、事業者には最高5万元(約74万円)の罰金が科せられる。

 注目の新技術はAIを駆使し、蓄積したクラウドデータのごみの画像と比較することで、自動分類を実現させる。ごみの分類に頭を悩ませている上海市民にとって、一刻も早い普及が待ち望まれる。(c)CNS/JCM/AFPBB News