【8月8日 CNS】中国・上海市で生活ごみの強制分類が施行されたこの1か月、生活ごみの分類は段階的な成果を収めつつある。出前プラットフォーム「餓了麼(Ele.me)」のデータによると、上海地域で「箸不要」とする出前の注文が急増し、7月1日から30日までの間では前月比で471%増となった。

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「箸不要」の注文の主要店舗はフライドチキン、串焼き、ミルクティーなどだ。フライドチキンや串焼きの店舗が受けた「箸不要」の注文は6月の時点では全体の5.8%だったが、新規定施行後の1か月は7.7%まで上昇した。同様に、ミルクティーやジュース類の店舗が受けた「箸不要」の注文の割合は6月の5.2%から7月の7.0%へと増加した。

 注文書の備考欄には、多くの消費者が浪費を避けるために、元からごみの発生を止めようと、7月以降、1000件以上のタピオカミルクティーの注文書に「タピオカは10粒だけで良い」と書いてあったり、1500件以上のフライドチキンや串焼きの注文書に「串は不要」などと記入されていたりしていた。

 静安寺(Jing'ansi)にあるサラダショップの責任者、劉晴(Liu Qing)さんは、7月1日以降、店舗内での食事は使い捨ての食器からステンレス製のナイフとフォークへと変更した。付近のオフィスビルや居住用マンションからの出前の注文も「箸不要」が多くなっているという。

「多くのホワイトカラーがオフィスで食事をする際には、食器は自分で準備している」と劉さんは話す。「箸不要」の注文の増加につれ、食器関連の出費が大幅に削減でき、顧客の環境保護意識も高まってきているという。(c)CNS/JCM/AFPBB News